今が旬!寒ぶり
もうすぐ2月、寒さの厳しい季節になりました。
今回は海水温も下がり、脂が乗って美味しくなった寒鰤をご紹介します。
今回ご紹介するブリは、仙崎港で水揚げされる10kg以上の1本釣りされた
天然ブリです。ブリは大きさによってハマチ、メジ、ブリと呼び名の変わる出世魚です。3~4kgぐらいからブリとして販売するお店もあります。4kg以上あれば十分大きいのですが、Aコープでは10kg近いもの、それ以上の大きさのものしかブリとして販売しません。
養殖の4~5kgのメジを販売しているという理由もあるのですが、それよりも4~5kgと10kgの魚体では脂の乗り方が全然違うので、お客様に本物のブリを知って貰いたいという思いで区別しています。
うちではブリを販売する上で、こだわっていることがあります。
もちろん大きさもですが、ただ重ければ良いわけではありません。
こだわりその1。
これはもう仕入れの目利きですが、競りで競り落とす際、同じ重さの魚体が並べてありますが、注意しているのは、長さの短い物を選ぶこと、肩(背中)が張っていること、尻尾まで太いこと、頭が小さく見える物、これらに注意しながら仕入れています。
理由は、重さが同じで長さが短い物を選ぶのは、長さが長いのは痩せているからです。肩が張っていて尻尾まで太い、頭が小さく見える物。これは、魚を見極める上でよく肥えている条件として考えています。
こだわりその2。
1本釣りのブリを仕入れること。
網に掛かったブリだと海中で死んだり、暴れてうっ血したり血が回って赤くなったりと身が良くないことがあります。それに比べて1本釣り漁法だと、活きの良いまま締める(活け〆)ことができます。
それに、氷結〆してあるなど魚の扱いが丁寧です。
これらにこだわって脂も乗って、自信を持って販売している良い寒ブリ!
切身や刺身で販売しています。
是非、ご賞味あれ。